予約の電話がなぜか力強かった
我が家には愛犬のらくちゃんがいます。その関係で、毎月1回は動物病院にお世話になっております。通っているのは二中の近くの石垣動物病院。小さな動物病院ですが、先生の腕がよいと評判のお店です。
先生はとても控えめな方。奥様と二人で切り盛りされていて、病院はいつ行っても静かな雰囲気です。行く前にお電話を、と言われているので、いつもランチとディナーの間の時間に予約の電話を入れさせていただいています。
先日も、いつものように予約の電話を入れてみました。普段は小さめの声で反応される先生ですが、この日に限ってなぜか「はい!石垣島動物病院です!」と、たいへん力強い声。 「あれ?今日はどうした?」
ちょっと驚いていると、続きはこうでした。「19日までお休みをいただいております」。
留守番電話かよ。。。
マイクにお口をかなり近づけて吹き込んだんでしょうかね。真相は分からぬままです。
聞こえない声で生きてきました
実は私ハンザワ、声が通らないことで長年悩んでおります。子どもの頃から割合内気な性格でして、堂々と物を言うのを躊躇する。それがすっかり習い性となってしまったようです。
2メートル先のお客様に話しかけても届いていない、ということはよくあります。頑張って覚えた韓国語を韓国人のお客さんにお話しても、気づかれずに帰ってしまうこともあります。そんな時はちょっと悲しい気分です。
隣で作業しているスタッフに指示を出しても、「ああ、なんか店長が言ってるなあ」みたいなぼんやりした顔をされることもしばしば。
料理長だけは付き合いが長いだけあって違います。よく聞こえなくても、聞き取れた言葉の一部と話の流れから、なんとか意味を検討し、適当に返事をしているようです。外国語の聞き取りか、高齢者夫婦のやり取りみたいな雰囲気になっております。
みなさま、もし私が何かしゃべっているようだなと感じたら、遠慮なく「えっ?」と聞き返してください。聞き返されるのには慣れてますので、ご心配なく。
スイス人のお嬢さんからの預かり物
話は変わって、ちょっとほっこりするお話をひとつ。
当店には常連さんの先輩女性が二人いらっしゃいます。本当に「超ご常連様」という感じで、週に3回ほどお越しいただくほどの仲良しコンビ。いつもお二人で、よくそんなに話すことがありますねえ、と感心するほど楽しそうにおしゃべりされています。
先日、そのおひと方が珍しく一人でお店にいらっしゃいました。隣のテーブルにはスイス人のご家族。その中の高校生くらいのお嬢さんが、少しだけ日本語を話されるようで、果敢にも隣の常連さんに話しかけ始めたのです。
私は厨房にいて内容まではわからなかったのですが、どうやら和気あいあいとした雰囲気のよう。常連さんがお帰りになったあと、スイス人ご家族がお会計に来られました。
「今日の女性は、よくお店に来るのですか?」
かなり頻繁にいらっしゃいますよ、とお答えすると、そのお嬢さんから驚きの一言。 「では、次にあの女性にこちらを渡してください」
なんと2000円をお預かりしました。奢ってあげるという感じですね。
びっくりいたしましたが、私たちのお店を信頼してお金を預けてくださる気持ちが嬉しかったです。お客様同士が異文化交流される場にお店がなっていることも、とても嬉しい。
翌日、そのおばあちゃんがやってきて、その2000円でお食事をされました。それはもう、ずいぶん喜んでくださって。お名前は分からないのかね、とおっしゃっていましたが、私たちも聞けなかったんです。「隣にいたスイス人のご家族です」とだけお伝えいたしました。
別々にお店に来たお客様同士が、ひょんなことでつながる。お店としては何よりの喜びです。
パクチー、もう少し頑張ってくれています
先週のお知らせで、「そろそろパクチーがなくなるので、人気のパクチー豆腐はもう少しで食べられない日も出てきます」とお伝えしました。
ところがその翌日から、市場にパクチーが復活しているではありませんか。嬉しいことに、まだもう少しだけパクチー豆腐をお出しできそうです。
暑さに耐えられるギリギリの日が続いているので、パクチーも最後の頑張りで育ってくれているんでしょうね。お早めにお試しくださいませ。
「お昼はスパイスカレー、夜はスパイスバル」のトラベラーズカフェ朔より。人と犬の顔と名前が覚えられない店長ハンザワ♂がお届けしました。

