あなたは石垣市民プールに行ったことはありますか?
石垣市民プールに行ってきました。 初めてです。 子どもたちは何度か行っているのですが、私は未踏のままでした。
市民プールという地味な施設なのですが、ここのスタッフはなかなかキャラの濃い面々が揃っています。 インスタの動画が、90万再生もバズったこともあるという話も聞きました。 下にそんなプールスタッフの動画を入れましたが、見たら必ず戻ってきてくださいね。。
はい。戻ってきてくれてありがとうございます。
彼らスタッフは、犬好きな面々でもあり、日曜日に運動公園に当店の愛犬らくの散歩に行くと、いつもとても可愛がってくれます。ゴールデンウィークには、「ドッグラン」の企画もしてくれました。
それはそれとして、私といえば、マラソンが終わってから、すっかり運動不足でした。 体を動かしたい。 梅雨も明けて暑くなってきたし、ちょっと泳いでみようかな。 そう思い立って、足を向けてみたわけです。
あなたは50メートルプールで泳いだことはありますか?
石垣市民プールのすごいところ。 何と言ってもプールの長さが50メートルあるところです。 学校のプールはたいてい25メートル。 私がこれまで体験したプールも、だいたい25メートルでした。
50メートルというのは、ちゃんとした水泳の競技、オリンピックまで含めてやれる長さです。 行ってみると、これは長い。
実は私、石垣島のトライアスロンに2回続けて参加したことがあります。 そのときはスイムが1.5キロ。 だから、泳げないはずはないんです。
久々に水着に着替えて、プールサイドに立ちました。 泳いでいるのはプール全体の3分の1ほど。 そこで遊んでいるのは子どもたちだけ。 日曜日なので大勢来ています。スタッフも子供たちの面倒をよくみてくれています。
ところが残りの3分の2は、誰一人泳いでいません。 何とも贅沢な話です。 都会では絶対にありえません。 渋滞するぐらいに泳いでいるので、遅いとプレッシャーもかかったりします。
逆に、誰もいないと入りづらい。本当にあっちで泳いでいいのかな。ついひよって、スタッフに「あ、あっちっすよね。。。」なんてわかりきったことを聞いてしまいました。
まあ、おっさんのことなど誰も見ていないだろう。 そう思い切って、誰もいないレーンへ向かいました。
もう、終わりっすか?
50メートル。 泳ぐと、これがとても遠い。 いや、本当に遠い。 片道行っただけで息がせいぜい上がりました。
完全な運動不足です。 最初の場所までは、また50m。ああ、戻りたくないなあ、なんて思いながら空を見上げると、なんとも気持よさそうに雲が浮いています。、いや、もうここでずっと雲見てようかな、、、なんて現実逃避に走りそうになりましたが、大人なので頑張ります。思い切って帰り道。 もう50メートル。 ようやく往復100メートル。
もういっかなぁ、、とも思いましたが、 でも1往復で帰るのは、さすがに恥ずかしい。
もう1回だけ。 2往復目にチャレンジしました。 腕がだるい。 左手なんてもう全然かいていなくて、力なくパタンパタンと水に落ちるだけ。 ほぼ右手だけのひどい泳ぎで、なんとか200メートル。
そこでギブアップ。 泳いだ時間は、ほんの15分程度だったかもしれません。 お恥ずかしい話です。 めまいがしてちょっと気持ち悪くなるぐらい、息が上がっていました。情けなし。
知り合いのプールスタッフが見ていたら。 「ハンザワさん、もう終わりっすか?」という声が聞こえてきそうでしたが、格好をつけている余裕もなく、シャワー室へ退散。
これは、いかん。。。
シャワー室を抜け、トイレへ。そして、鏡を見た瞬間、さらに気持ち悪くなるような衝撃が!
髪の毛が水に濡れて、ぴたーっと貼りつき。 ぱっくりと地肌が見えていました。
幕末の志士、坂本龍馬が、中岡慎太郎とともに、京都三条の近江屋で襲われた時、頭を切られて「これは、いかん。。。」とつぶやいたらしいですが、その言葉はまさにこんなときに使う言葉でしょう。
「これは、いかん。。。」
もちろん自分でも、毎晩髪を洗うたびに気づいてはいました。 昔より手応えがないなと。 料理長からも、それとなく指摘されていました。
床屋の知念さんには「いやそんなことないっすよ」と励まされています。 でも自分でもわかってはいたんです。 最近、料理長の視線がどうも、私の目より上を向くことがある。 軽くドキッとします。
薄毛に造詣の深くない方のためにわかりやすく説明すると、私の場合はザビエル型に進行しているようです。まだ前から見るとあまりわからないかもしれません。
思えば、私は今まで何となく薄毛の人をネタにしてきました。 そのバチが当たったのかもしれません。
しかし、一昨年亡くなった父は、最後まで持ちこたえました。薄くはなっていましたが、80を超えるまで頑張った。だから私も、ここから粘り腰で。何とか必要最低限のところに踏みとどまっていけるかもしれない。そう自分をハゲます、というと自虐がきつい。奮い立たせる、というのもよくわかりませんが。
二中の向こうの空をぼんやり眺めながら、家路につきました。
みなさん、これから私と会っても、確認するのはよしてくださいね。。。
「お昼はスパイスカレー、夜はスパイスバル」のトラベラーズカフェ朔より。人と犬の顔と名前が覚えられない店長ハンザワ♂がお届けしました

