「知念さん、そこはオブラート一枚くらい挟んでぇな」〜薄毛に直球くらった床屋の話〜

奥の間へようこそ

またあの話ですが、聞いてください

私は二ヶ月にいっぺんぐらい、床屋さんに行きます。 ここ何年も通っているのが、警察署の近くの知念理容室です。

と書くと、「またあの話か」と思う方もいるでしょう。 そうです、またあの話です。 なにせ私は、これから先ずっと薄毛の男として生きていく。 今がまさに、人生の岐路というやつなんです。 だからこのことに思いを巡らせる時間が多いのも、まあ仕方ない。 そう思って、しばしお付き合いください。

だんだんできなくなっていく、それがシニア世代

その前に。 今、石垣市で「石垣島アフロ月間」という企画をやっているそうです。 具志堅用高さんの、世界王者獲得五十周年記念だとか。

実は私、ちょっと前にアフロにしてみよっかなーっと考えてみました。 でも、すぐに悟りました。 私の毛量では、もはや無理だと。 ちょっと伸ばしても、せいぜい小池さんどまりでしょう。 小池さん、わかりますか。 いつもラーメンを食べている人。

あー、もうできないんだなあ。 そう気づくことが、一つ、また一つと増えていく。 これがシニア世代。


そうっすよー、の破壊力

まあ、それはともあれ。 知念理容室でのことです。 私は知念さんに、思い切って聞いてみました。

「髪を短くすると、薄毛が目立たなくなると聞いたんですが、そうなんですか」

すると、知念さん。

「そうっすよー。髪が重たくてペタッとならずに済むんで。短くしますか?」

私の質問に、真正面から がっぷり四つに組んだ答えでした。

「誰かに何か言われたんですか」とか。 「ハンザワさんは気にしなくて大丈夫だと思いますが」とか。 そういうクッションも、オブラートも、変化球もなし。 ど真ん中の直球が、ズバンときたのです。

あー、やっぱりそう思ってたんだなあ。

観念してスッキリ短く切ってもらいました。 仕上げは整髪剤で、頭頂部をくしゃくしゃとごまかす。 そのやり方まで、丁寧に教わってきました。

これからは、髪がペタッとなる前に知念さんへ。 整髪剤で、髪をふわっと浮かせる。 地肌と外気の距離を、なんとか保つ。 そういう努力を、地道に続けていきます。


若隆景優勝記念

さて、がっぷり四つといえば。 ちょっと前に、大相撲夏場所が終わりました。

最近の力士は、私はもうあまりわかりません。 でも地元の福島にいたころは、よく観ていました。 子どものころは、紙相撲にも凝ったものです。 全力士を紙でつくって、独自のしこ名までつけて。 そんな子でした。

応援していたのは、千代の富士。 それから、福島唯一の関取だった斉須(さいす)。 福島は、あまり力士が多くない土地だったんです。

でも最近は、若隆景・若元春の兄弟が大活躍。 先場所は、若隆景が二度目の優勝を果たしました。

そこで記念に、私が作った早口言葉を皆さんにプレゼント。

赤若隆景 青若隆景 黄若隆景
あかわかたかかげ あおわかたかかげ きわかたかかげ

私の前ですらっと言えた人には、何かプレゼントしちゃおうかな。 カレーを食べに来たついでに、ぜひ挑戦してみてください。


「お昼はスパイスカレー、夜はスパイスバル」のトラベラーズカフェ朔より。人と犬の顔と名前が覚えられない店長ハンザワ♂がお届けしました

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